皆さんは体が痛いとき整体院、整骨院でどんな治療をうけましたか?
ほとんどの方が、痛いところを揉んだり電気をかけたりされた経験があるのではないでしょうか?
では、痛いところを揉んだり電気をかけたりしてその痛みがよくなるでしょうか?
結論から言うと治りません。
むしろ強いマッサージ刺激は症状を悪化させてしまい、治りが遅くなります。
それは痛みがある場所というのは原因ではなく、あくまで症状が出ている場所でしかないからです。原因は他にあるのに、痛い場所をぐいぐい押されるだけなんて不快なだけですよね。
「柔道整復師」という資格を取得してから約5年、私自身もひたすらマッサージを続けてきました。流れ作業のように電気をかけてマッサージをする。この繰り返しでした。これでは治らないとわかっていながら、何も行動に移せず月日だけがすぎてしまいました。
膝が痛い患者さんがいれば電気をがんがんかけてその場しのぎの治療をしてみたり、足首を捻った患者さんがいれば包帯やテーピングでガチガチに固定してそのまま帰してしまったりしていました。わからない症状にはとにかくそれっぽく説明してみたり、ちゃんとした治療効果も出せないまま患者さんからありがとうという言葉をいただくと、本当に申し訳なく情けない気持ちになっていました。
これでは絶対にだめだと思いながら自分との葛藤の日々でした。
いろんなものを手当たり次第勉強してみても中途半端に終わってしまい、結局ものにはできませんでした。
そんな中ある先生の「ある技術」に出会い、いままでの考え方が大きく変わりました。
みなさんは「内臓整体」という言葉を耳にしたことはありますか?わたし自身この技術を学ぶまで、全くわかりませんでした。
痛みの原因には、筋肉、筋膜、神経、骨、関節、軟部組織など様々なものがありますがそのほとんどが内臓が原因で起きているというものです。
内臓のゆがみや疲労が体に大きな影響を及ぼしているんです。内臓から筋肉への影響、内臓から神経への影響など一人ひとり様々な原因があります。
私も重度の腰痛に長年悩まされていましたが、初めて先生にお会いしたときに内臓を調整していただき、わずか数分で腰が楽になりただただ驚いたことを今でも鮮明に覚えています。
驚きと同時に、自分の知識の無さ技術の無さに気づかされました。その日からすぐ勉強にはげみ、休日はセミナーで技術を学び無我夢中で頑張りました。
整体技術を学んで半年。今までわからなかった症状や、治せなった症状も少しずつ効果が出始めました。患者さんのありがとうという言葉を聞くのがとてもうれしくなりました。
ほとんどの整体院、接骨院では「内臓」が原因となるということが認識されていないのが今の現状です。
本来原因を調べるためには細かなところまで確実に検査をしなければならないのですが、すぐ寝かせられてマッサージされてしまうようなところもありました。
ひたすらマッサージをして、固定をして、冷やしての繰り返しでは絶対に痛みは楽になりません。その場しのぎの楽になったでは本当に改善したとは言えません。
わたしは「内臓整体」という技術に出会い、今までの治療の概念が変わりました。今では自分が腰痛で悩んでいた時のように、痛みで苦しんでいる患者さんの力になりたい。そんな思いで日々治療に臨んでいます。
皆さんも、お金と時間を無駄にしないためにも
ぜひ「本当に治る治療」を受けてください。
来年春の開業に向けて、一人でも多くの患者さんの力になれるよう日々努力していきます。
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