こんにちは。毎日暑すぎて暑すぎて嫌になりますね(ー_ー)熱中症予防のためにもしっかり水分補給をしてくださいね☆
本日は全国で約3.000万人の人が悩んでいるといわれている「頭痛」について症例を踏まえたうえでご説明させていただきます。
34歳 Kさん
デスクワークでPC作業が多く、普段から重度の肩こりと頭痛に悩んでらっしゃるKさん。毎日頭痛薬を服用しているが効果がなく、朝の体のだるさで起きるのがつらい。約10年間ひどい症状に悩まされているとのことでした。
Kさんの頭痛の原因は何でしょうか?
まず、頭痛は
片頭痛
緊張型頭痛
群発頭痛
の3種類に分けられ、種類によって痛みの原因、痛む場所、痛み方が異なります。
【片頭痛】
主に脳の血管が拡張することで生じる頭痛といわれています。血管の拍動に合わせてズキッズキッという痛みが出るタイプになります。こめかみから目のあたりに痛みが現れ、数時間~数日間続く場合があります。吐き気やおう吐、音やにおいに敏感になるような症状も現れます。またホルモンの関係から生理前頭痛など女性に起こりやすい症状の1つでもあります。
【緊張型頭痛】
一般にほとんどがこのタイプと言われており、頭~顔、首の筋肉の収縮により起こります。締め付けられるような痛みが特徴で、肩や首が固まるような症状も現れます。目の疲れを感じる場合が多くみられます。
【群発頭痛】
数週間~1か月くらいの間に定期的に毎日同じような時間で現れる頭痛です。目の奥の激痛、目の充血や涙が止まらないなどの症状が現れます。原因としては人間の体温調節や内分泌機能を調節している、脳の視床下部という場所が何らかの刺激を受けて目の周りの神経に異常をきたすことで起こるとされています。このタイプの頭痛の場合、専門の医師の診察を受けましょう。
この他にも、くも膜下出血や脳出血などの病気が原因で起きる頭痛もありますので注意が必要です。
と、ここまでが一般に知られている頭痛の原因になりますが頭痛の原因の一つとして意外と知られていないのが
「脳脊髄液」です
脳脊髄液とは、脳や脊髄の周りを満たしている液体のことです。脳脊髄液の一番の大きな役割は、脳や脊髄を外部からの衝撃から保護するクッションのような働きがあります。また脳脊髄液は脳と脊髄を循環しながら老廃物を排泄するという役割もあると言われています。
この脳脊髄液の循環が悪くなると脳が圧迫され、頭蓋骨が締め付けられ頭痛が起こる場合があります。
先ほどの症例のお話に戻りますが、Kさんの場合脳脊髄液の循環を良くする施術を行ったところ、長年悩み続けた頭痛がその場で軽減されお薬を飲まれることもなくなりました。
また脳脊髄液の循環の滞りは、頭痛だけでなく身体全体の問題にもつながることがあります。実際に脊髄液の循環を改善しただけでも、消失する症状や痛みも少なくはありません。不定愁訴と言われる原因がはっきりしない症状の原因には、脳脊髄液の流れが大きく関連していることがあります。
脳脊髄液の流れが悪くなる原因として
・水分が不足している
・姿勢が悪い
・ストレス
などが挙げられます。
水分は1日約2リットルを目安に摂りましょう。姿勢の悪さ、骨盤のゆがみは体の循環を悪くします。ストレスにより自律神経がみだれ頭蓋が固くなってしまいます。頭蓋が高くなると脳脊髄液の通り道が狭くなりますので、当然流れも悪くなってしまいますよね。
このように一言で頭痛と言っても、様々な要因が隠れており症状に合った治療が必要になります。
つらい頭痛でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
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