ヘルニアと診断された方は「必ず」読んでください

40代以上のあなたへ

腰が痛くて、しびれもあって本当に辛い中

やっとの思いで病院までたどり着いて

腰が痛い中、固いイスに座って三時間順番を待って

名前を呼ばれたと思ったら、レントゲン室に通されレントゲンをパシャり

診察室に入るなりレントゲン写真を見せられ、よくわからないまま「ヘルニアですね。湿布と痛み止め出しておきますね」と言われ

何も改善しないまま、辛い腰痛で長年悩み続けているあなた

ぜひ、今日のブログを最後まで読んでみてください。

あなたの力になれるかもしれません。

ヘルニアとは?

ヘルニアとは「脱出、突出」という意味で、本来あるところから飛び出す状態のことを言います。

腰のヘルニアとは

腰椎と腰椎の間にある椎間板が、本来あるべき場所から飛び出している状態です。

一般的にはこの飛び出した椎間板が神経を圧迫してしまい、しびれの原因となるとされています。

ヘルニア=しびれではない?

今から書く内容はヘルニアが必ずしも、しびれの原因となる訳ではないという事を示すものです。

1990年 ジョージワシントン大学でこんな研究が行われました。

60歳以下の腰痛や坐骨神経痛など腰部の痛みやしびれ、不調を全く経験したことのない67名を集めました。

その67名全員の腰をMRIで撮影した結果、何の症状がない状態にも関わらず約1/5の被験者にヘルニアが見つかりました。

また、半数には椎間板のふくらみ(膨隆)が見られたのです。

これは十分しびれの原因となる状態なのですが、被験者にはそういった症状は一切見られませんでした。

つまりヘルニアが起こることが、必ずしもしびれに繋がるわけではないということです。

ヘルニアと言われたとしても諦めないでください

レントゲン写真だけを見て、体に一切さわることもなく、痺れがあるからヘルニアだろうなどという診断を受けた方は

その辛い腰の状態はヘルニアのせいではないかもしれません

確かに、椎間板ヘルニアそのものが神経を圧迫している場合には痺れや痛みの原因になることもあります。

しかし実際には筋肉が緊張を起こしており、固くなることで血流の障害が起こされしびれが出ることが多いのです。

大切なのは、なぜそこの椎間板が圧迫され椎間板が飛び出てしまったのかという原因を見つけること

とても多い例が

腰椎以外の背骨が固くなり、腰でしか体を支えられない状態になっているというもの。

上の模型は、腰椎以外のオレンジで囲った部分が動かなくなっています。

こうなると今まで背骨全体で支えていた体の負荷が、腰椎だけにかかります。

結果的に腰椎にかかる負担が圧迫につながってしまうのです。

この状態で圧迫の起きている腰に、電気をかけたりマッサージをしたりしても効果はありません。

腰椎以外の固まった背骨を弛めていく治療が必要になります。

内臓の負担が痺れや痛みを起こすことも、とても多いです。

腰椎と内臓の関連で

腰椎3番 甲状腺

腰椎4番 大腸

腰椎5番 子宮、卵巣、前立腺

上記の内臓に負担がかかると、腰椎が固くなりそこから出る神経に悪い影響を与えます。

こういった原因を見つけるには、よく体をみて検査をすることが重要です。

レントゲン写真だけを見て、どこが悪いのか判断することは難しいと思われます。

これは腰に限った話ではありません。

整形外科で

「あなたは肩が変形してるから、上がるようにはなりません。」

「膝が変形してるから、曲がりません。」

「あなたの首はヘルニアだから、手術するしかしびれを取る方法はありません。」

これらのセリフを、レントゲンだけを見た上で言われた方は要注意です。

肩が変形していても、石灰や血がたまっていたとしても肩が上がらないことには他の原因があるかもしれません。

膝の変形や首のヘルニアもまた、あなたの症状の直接的な原因ではないことがあるのです。

整形外科の先生の

「治りません」

という言葉ってかなり重い言葉だと思います。

私自身も長く整形外科に通い、レントゲンを見せられ「治らない」と言われ、湿布や痛み止で痛みを誤魔化していたことがありました。

だからこそ、同じように痛みで苦しむ人達の力になりたい。

そんな想いで、日々努力しています。

どうぞ1人で悩まずに、ご相談ください。

痛みのない体って本当にすばらしいですよ(*^^*)

腰部脊柱管狭窄症

腰椎すべり症

腰椎分離症

などもヘルニアと同様すべてが痛みやしびれの原因になるとは限りません!

LINE@からお気軽にメッセージください!

お待ちしております!

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