内臓疲労で薄毛に!?

その他の症状

 

 

 

「頭皮が固いとはげる」

一度は聞いたことがありますよね?

 

頭皮が固くなる

   ↓

血行が悪くなる

  ↓

髪に栄養が行かず細くなり弱くなる

   ↓

進行して薄毛になる

 

他にも薄毛の要因はあるのですが、上記のようなメカニズムで薄毛になってしまうと言われています。

 

頭皮の固さチェック!

チェック方法は簡単です。手を触りながら頭皮の固さを確認していきます。

あなたの頭皮の固さはどれ?

 

 

タイプ①

手の水かきの部分の固さ

あなたの頭皮がこの部分と同じ固さであれば、それは理想的な固さです。将来薄毛の心配はほぼ無いのでは?

 

 

タイプ②

手の甲の固さ

この固さの方は、頭皮が固くなりがちです。血行不良が起きている可能性があり注意が必要です。

 

 

タイプ③

指の付け根辺りの固さ

この固さと頭皮の固さが同じという方は、かなり固い状態です。血行不良はもちろん、髪に栄養が届いていない可能性があり、早急に対処が必要です。

 

 

 

どうすれば柔らかくなるの?

 

よくあるのが頭皮のマッサージをして血行を良くしましょうというもの。

 

しかし、これだけでは頭皮の固さは解消できません!

 

それは、頭皮の固さの原因が頭皮意外にあるためです。

肩こりや腰痛と同様に、原因ではない部分を揉んでもあまり意味がないのです。

 

 

 

頭皮の固さの本当の原因は?

 

 

頭皮の固さの原因はズバリッ

「内臓疲労」です。

 

内臓が疲労すると、重くなり下垂していきます。

内臓とつながりのある筋肉も引っ張られてしまい、下の方向に力が加わります。

この人体図では一番上の筋肉の始まりが、頭の筋肉(頭皮)になっています。そこから内臓や筋肉の疲労で下の方向に引っ張られてしまいます。そうなると頭の部分に負荷がかかり、頭皮の固さにつながります。

この状態の場合は頭だけをマッサージしてほぐしても、下の方向のテンションを取らなければ頭皮の固さは解消されません。

頭皮の固さを取るには、内臓からつながりのある筋肉を緩めていく治療が必要になります。

 

 

 

もう一つの原因「脳脊髄液」の循環不全

 

内臓や筋肉の疲労とつながってくるのですが、「脳脊髄液」の循環の悪さも頭皮(頭全体)の固さに大きく関係しています。

以前の頭痛に関する内容で説明した通り、脳脊髄液とは脳や脊髄の周りを満たす液体のことです。

 

内臓の疲労や水分の不足などで、脳脊髄液の流れが悪くなると、頭蓋骨の中に液が溜まってしまい頭がパンパンに圧迫された状態になります。

 

後日詳しく説明しますが、頭の骨はかなり微小な単位で動いています。

通常は、息を吸った時に開き、息を吐くときに閉まります。

息を吸った時        息を吐いた時

 

脳脊髄液が頭に溜まり、頭がパンパンに圧迫された状態の時には頭蓋が常に開いた状態となります。そうなれば当然頭皮も引っ張られ頭の固さにつながるのです。

 

 

実際の患者さんでも、初めに来られた際にはかなりの固さだった頭が、内臓や筋肉の問題を解消していくと同時に固さが取れるという事もあります。

頭皮の固さを取る治療をするというよりは、内臓や体の循環が良くなると自然に頭も柔らかくなるという事ですね。

 

 

将来薄毛にならないためにも、頭だけではなく体全体のケアがとても大切です。やはり大切なのは、水分補給と温めることです。

 

今回紹介した通り頭皮の固さがある場合は、頭だけではなく内臓の疲労や循環の問題が起きているかもしれません。

食事や睡眠、ストレスをためないことなども髪の健康につながりますが、今回の内容も含めてもう一度生活を見直してみましょう!

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