首の痛みと暴飲暴食

その他の症状

 

 

 

みなさんこんにちは。今回の内容は誰でも一度は経験したことのある

寝違え」について

症例と合わせてご説明させていただきます。

 

 

夏休み中朝起きると突然頚に痛みが走り、そのまま動かせなくなってしまった Iさん 高校生の患者さんです。

日常的に頚や肩への負担になるような要因はなく、前日まで違和感もなかったとのこと。

では、Iさんの頚の痛みの原因はなんでしょうか?

 

 

まず Iさんの症例を説明する前に「寝違え」の一般的な原因と、症状についてみていきましょう。

 

寝違えとは

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一般的に寝違えとは、眠っていて目が覚めたときに首や肩から頚にかけての痛みが現れ、動かすと痛みが増強しひどい場合は動かすことができず痺れなどが現れる場合もある。

このような状態をいいます。

 

 

 

主な原因は?

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・睡眠時の姿勢(寝ている間に頚椎が圧迫され、血流が滞る)

・慢性的な肩こりによるもの

・寝具が合わない(枕と頚の高さが合わない等)

 

などが挙げられています。

 

「寝違え」の原因は首の筋肉や関節の炎症により症状が現れると一般的には捉えられています。

 

 

しかし今回の症例では、上記の様な原因ではありませんでした。

 

 

 

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Iさんの頚の痛みの原因は「胃」でした!

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「寝違え」の原因である筋肉は斜角筋という筋肉です。

 

 

斜角筋は

・前斜角筋

・中斜角筋

・後斜角筋    に分けられます。

主に首を前に倒す動作と左右横に倒す動作の時に働く筋肉です。ほかにも呼吸時に肋骨を引き上げるような動きもしています。

 

 

首の動きにおいて重要な役割をもっており、「寝違え」のほとんどがこの斜角筋が固くなることで、動きの制限や痛みにつながるのですが、この筋肉と関連している臓器がになります

 

以前のブログにも掲載した膝窩筋と胆嚢の関係と同様に、胃に負担がかかると斜角筋も固くなり、「寝違え」の症状が現れることがあります。

 

 

Iさんの場合夏休み中に食生活が乱れがちになり、胃がかなり固くなっていました。胃の調整をすることで、首の痛みと動きが改善されたのですが、今回の症例ではもう一つ頚に負担をかける原因がありました。

 

 

 

それはアキレス腱の固さです。

この画像は「アナトミートレイン」という筋肉の繋がりを表した人体図です。

この図はアキレス腱から頭部までの筋肉の繋がりを示してあるのですが、簡単に説明すると

 

アキレス腱が固い場合、頭の筋肉にまで影響が出る

 

ということです。

 

今回の例では、アキレス腱の固さが頭までつながる過程で、頚の動きに制限をかけていたんです!

アキレス腱の固さを取る調整を入れた後、頚の症状はすっかり改善されました。

 

Iさんは靴を何足もお持ちで、日ごとに履き替えていたそうなのですが、靴も1足1足形が異なり履きなれていないと歩き方や、体重のかかり方などで思わぬ負担をかけることがあります。

 

今回の原因は「胃」と「アキレス腱」でしたが、

「寝違え」の症状が出た場合は絶対に

・頚を揉まない

頚を揉む行為は、痛いところをさらに痛めつけているのと同じことです。

・頚を冷やさない

痛みの原因が内臓にある場合、頚を冷やすと全身が冷えてしまいさらに負担をかけます。

この二つは重要です。

 

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首の症状を予防するストレッチと胃のセルフケア

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まずはストレッチから!

伸ばしたい方と逆の手で頭をおさえます。そのまま真横ではなく、斜め後ろに引くようにストレッチをかけてください。

斜角筋は筋肉の間に大事な血管や神経が通る場所でもあり、繊細な筋肉ですので無理に引っ張ることはNGです。

ゆっくりストレッチをかけたまま、30秒間キープです。反対側も同じようにストレッチしてみてください。

 

 

 

次に、胃のセルフケアの方法です。

やはり大切なのが「水分補給」体重×30mlが基本です。

他にも

・食べる量と早さを改善する

・刺激のあるもの、甘いものも食べ過ぎると胃のダメージにつながる

・ストレスをためない

・胃を一度空にする(胃の中身を空にするには、16時間何も食べない状態を作ることです)

 

夏の不規則な生活を改善するためにも、毎日続けてみてください。

 

以上、「寝違え」についてご紹介させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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